リュウガン(竜眼、龍眼)はムクロジ科ムクロジ属の常緑小高木またはその果実。中国語では簡体字:龙眼、繁体字:龍眼(ロンイェン、拼音: lóngyǎn 、注音: ㄌㄨㄥˊ ㄧㄢˇ)、タイ語ではลำไย(ラムヤイ)。
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植物学上の特徴と分布
リュウガンは東南アジアから中国南部原産の常緑樹である。主な生産地は福建省など中国南部、台湾の南投県と嘉義県、タイ、インドネシア、ベトナム、日本では沖縄の八重山列島などの一部地域。
樹木は5m~10mほどに生長する。台湾や沖縄での収穫期は7~8月。
2cmほどの丸く茶褐色の果実をブドウの房のように一度に多く実らせる。果肉(仮種皮)はブドウに似た白く果汁の多いゼリー状で、中央に中に大きな種子がある。この種を竜の目に例えて竜眼の名が付けられた。果実は同じムクロジ科のライチに似ているが、ライチと比べリュウガンの実は小さく種が大きいため可食部は少ない。独特な香りと味があり好みが分かれる。多量に摂取すると鼻血が出るという俗説がある。
果実は生食だけでなく、乾燥したものも広く利用される。中華料理では乾燥させたものを佛跳牆などのスープなどに使用する。漢方ではこの果肉を乾燥したものを利用する。ジュース、缶詰、アイスクリームの材料としても利用される。
生薬 [編集]
漢方薬として果肉を乾燥させたものを竜眼肉(りゅうがんにく)、桂円肉(けいえんにく)と呼ぶ。心と体を補い補血、滋養強壮の効果が有るとされる。疲労、不眠、貧血、病後、産後の肥立ち、また胃腸に効くとされる。
その他 [編集]
リュウガンは台湾や、中国の比較的暖かい上海などの地域で街路樹として植えられている。そのような場所では道路に四散した果実が異臭を放つ様子もみられ、日本人にはイチョウを彷彿とさせる光景である。